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退渓 李滉先生の教えが残る場所
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東光明室
• 光明室は書籍を保管し閲覧できる今日でいう図書館であるが、扁額は退溪先生の直筆である。進道門を中央に東西に2ヵ所に分かれ、湿気による腐敗を防止するために樓閣式に建てられた。1819(純祖19)年に建てられた東光明室には、歴代王の內賜書籍と李滉先生が良く手にとって拝見なさった手澤本を保管している。元々は東光明室だけであったが、西光明室は近代に入って增建した。
* 光明は、‘ 萬卷書籍 惠我光明', つまり、‘多くの本が私に光明を与える’という意味である。
西光明室
1930年(庚午年)に東光明室を参考にして建立された樓閣形式の建物であり、書院の展望台の役割を担っている。特に弟子を含んだ国内儒学者の文集など近年、発刊された各種文献が所蔵されていた。
日本の儒学者である村士玉水が編纂した「退溪書抄」が保管されており、退溪学が日本の儒学界にまで大きな影響を与えたことを知ることができる。
東光明室と共に全部で1,271種4,917冊が保管されており、全国書院の中でも蔵書としては古書と真本が有名である。保管された各種文書は現在、韓国国学振興院にて委託・管理されている。
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